元OA機器営業がリクルートエージェントを使って、IT系大手SIerへ転職に成功した話とその振り返り。今後の抱負(備忘録)

フジです。

30歳を超え、結婚を機に転職をしました。

何故転職したのかと、そのためにやった事、今後の抱負の3点を書いていこうと思う。

初めての転職なので、この転職自体が成功なのか失敗なのかは、これからの自分の努力次第だと思うので、少ししたらまた別の記事を書こうかな。

Contents

何故転職したのか

新卒で入社した会社に8年と8ヶ月。
あっという間だったなーと思う反面、退屈だなと思うようになってきていました。

特に6年目を超えたあたりから、お客様から出てくる案件が、いつも同じような話ばかり。
今まで好きで販売をしてきた商品なども興味を持てずにいました

そんなある日、仲良くしてくれていた先輩と同僚が3人が、やめてしまった。

「まじ!?」と思う反面、色々と話を聞いていると、自分もこのままでいいのだろうか?
これからの時代、転職も当たり前だし、自分はこの会社に骨を埋めて終わってしまっていいのだろうか?という疑問がたくさん出てきました。

もちろん前の会社はどちらかというと、ホワイト企業と言われる会社でしたし、
会社に対しての不満と言えば、給料ぐらいかなと思っていました。
人間関係は良好、仕事内容もそこまできつくないし、好きなものを販売していたということもあり、かなり恵まれた環境ではいました。

たまにある、ドギツイ案件を抱えた時はかなりの連勤や残業を強いられていたのですが、
それも8年働いていたうちの2〜3回ほど(1回当たり2〜3ヶ月かな?)でしたし、案件が終われば、解放されることも見えていたので、頑張れたと思っています。

当時の辛い時期を書き記したブログもあるので、ぜひ読んでみてくれると嬉しいです。

仕事が激務で辛い?20連勤を私が連勤を乗り越えた方法!心が辛い時は休むことが大切。無理をしすぎると、より辛くなる。

前置きはこれぐらいにして、なぜ転職をしたかをお伝えできればと思います。

給与を改善したい。

大きなポイントとして給料を改善したかったというところです。

やはり中小企業で同族企業ということもあり、お気に入りや何かしら社長と繋がりのある人が上に上がって行ったり、外部から来た人が急に役職者(部長や役員)になったりと、
なかなか上のポストが空かず、8年経っても役職が上がらなかったということ。

一度役員へ進言したときも、業績達成はOKだが、年齢や周りの人が上がっていないということを理由に、昇格を先延ばしにされました。

やはり昇格をしないとなかなか給料は上がりませんでした。
ベースアップや無条件での昇給では年収は1年に1〜2万しか変わらず、これだと頑張っても意味がないなと思いました。

また、30歳を超えて結婚をすることを機に、今後のライフプランを改めて考え始めたところ、良い生活をしていくにはかなり難しいと感じました。
前の会社では普通に暮らしていく(贅沢はしない)だけであれば、問題がないと思っていましたが、妻ができて、将来こどもが何人か欲しいと思った時に、子供に不自由をさせない為にも、
今頑張る必要があるなと思い、転職を決意しました。

前の会社で人がたくさん辞めたから。

次の理由で、前職の職場で一気に人が辞めました。

特にきつかったのは、一緒に働いていて、学びがある人(自分より知識がある、営業的なスキルがある人)が一気に3人辞めました。

他の人が全く尊敬できないわけではないですが、
特に尊敬していた人が減ったのはメンタルに、ズドンときました。

私よりIT分野に詳しい人、NWやセキュリティに詳しい人、
とにかく営業力ある人(人との距離の詰め方が早い人)がいなくなりました。

前の会社にいて、お客様からの問い合わせは8〜9割その場で対応ができたり、
ある程度満足のいく返事が出来ていたと思います。

その中でもやはりわからないこと、答えを即答できないことなど、稀にあったのですが、
そこで尊敬をしていた人達に話を聞くと、大体のことが解決してました。

その環境がなくなり、人からの得られることが減ったこと、一緒に働いていて楽しいと思える人がいなくなり、職場に活気がなくなって行ったことが大きな要因でした。

学びが無くなった。

これは経験や知識が身についたからだと思うのですが、
やはりお客様からの問い合わせに対して、スピーディかつ的確に対応ができていたと思います。

そのおかげもあってか、退職時には多くのお客様からお祝いをいただきました。

その中で感じていたのは「退屈」という感情だったと思います。

9年という経験が日々の業務を学びあるものから、ルーティーン業務と変えてしまっていたと思う。

これは良いことでもある反面、なんでもルーティーンになってしまい、
販売している商品に興味を持てなくなってしまったのです。

仕事のスピードは上がり、処理できる仕事量が増えれば増えるほど、
他の仕事が割り振られてしまい、結局は仕事を全然やっていない人と、
そうでない人の仕事量の違いが大きく出てきてしまい、そこに対しても不満を感じていたのを覚えています。

マイナスな感情が大きくなる中で、学びのあるであろう、
今も伸び続けているIT業界でかつ大手企業へステップアップをしていくことを決めました。

転職の為にやった事

転職までの準備期間としては約半年ほどで、
準備に3ヶ月、採用面接、各種試験に3ヶ月ほどでした。

やはり30歳、20代の転職よりも即戦力、経験を重視されます。

転職を意識し始めた1年ほど前から、資格の勉強をしました。
IT業界に進みたいと思った為、情報セキュリティマネジメントの資格を取得しました。


https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/index.html

そこに至った理由をお伝えできればと思います。

働きたい業界を決め、どの様な自分に成高を決める。

まずは、働きたい業界を絞り、その業界でどの様な仕事があるのか、
今まで働いて得てきた知識をどう活かせるかなど、とにかく自分にフィットする様に
入念に調べましたました。

どんな業界で働きたいかを考えた時に、少しでも自分が興味を持てるものでないと、
なかなか難しいなと思っていました。

全く興味のない商品を売るのはかなり辛い、保険などの人の不安などがあるときに必要になるものよりも、人の生活が良くなる、働き方が変わる、会社の売り上げが上がる!など何かしらプラスになる様な仕事をできればと思っていました。

前職でOA機器のハードを販売をしていました。
物売りを約9年間経験をしてきて、ソフトなどの実態のない物を売った経験がなかったと思い、
「法人営業・有形商材販売経験・中小企業での勤務経験」に加えて「無形商材の販売経験、大手企業での勤務経験」を得ることができればかなり、転職市場での価値が上がると思い、
IT業界で無形商材を取り扱う大手企業を目標しました。

その中で、私は前職でマネジメントの経験がなかったので、もし今回の会社で管理職まで上がることができれば、
「法人営業・有形、無形商材の販売経験、中小・大手企業の勤務経験、マネジメント業務経験あり」という次の転職でもかなり戦えると思いました。

給与が高い、伸びそうな業界

せっかく転職をするので、待遇改善ができないと転職をする意味がないと思いました。

やはり、給料が高い・そして今後伸びていく・自分自身成長ができる業界であれば、自分の価値を上げることにも繋がります。

自分が納得できて、給料が良くて、かつ、今後も伸びていきそうな業界で絞った結果、
IT業界で働くことを決めました。

今、IT業界はHOTな業界だと思います。
このブログのような、一般人でも自分のサイト立ち上げられたり、
AIやchatGPT、RPAなど、、、本当にここ数年で働き方や生活が変わる様な変化が一気に押し寄せてきています。

少しでも自分の知識が活かせる所

IT業界の中でも、転職先で少しでも早く活躍が出るように、前職や今まで経験のある分野で探しました。

特にOA機器を販売してきた事もあり、

バックオフィス系のソフトウェアを扱っているところであれば、比較的早く活躍できるのでは?と思っていました。

また、せっかく自分でブログをやっているので、サイト構築・運用などをやっているところも活躍できそうだと思っていました。

ちょうど大手sierの中でも、サイト構築営業の部署で求人が出ており、その求人を読み込むと、将来の展望として、サイト構築をしているお客様にアプローチをして、バックオフィスのソフトウェアを提案していくと言うミッションを掲げていました。

ビビッときて、申し込みをして試験、面接を経て無事内定を頂きました。

引き継ぎ書を早めに作成をする(入社してすぐ作る)

退職をする上で、飛ぶ鳥跡を濁さずという言葉があるように、去る者はしっかりと円満退社をする事で、前職で出来た人間関係をそのまま生かすことができると思います。

特に営業職をやっていると、いつどこでどんな繋がりが出来るか分からないので、しっかりと準備をしましょう。

なるべく早めに準備をしておくことで、有給休暇をしっかり消化をした上で、退職ができるなどのメリットもあります。

前職の会社では、人によっては引き継ぎ業務に引っ張られてしまい、なかなか有給休暇を使い切ることができなかった人も多くいました。

せっかくの権利を主張する為にも、準備を早く進めましょう。

今回の転職を経験して、ゼロから引き継ぎ書を作成するのはかなり骨が折れました。

新しい会社に入ってから、お客様情報をとにかくエクセルにまとめることを意識しています。
自分の業務を文書としてまとめることで、早く業務を覚えることにも繋がりますし、
これは、今後また転職をすることになったときに、すぐに引き継ぎを行うことができるというメリットもあります。
辞めないとしても、社内で異動や担当変更があったときにも役に立つことが予想されます。

何事も記憶ではなく記録に残す(文書化しておく)ことは本当に大切です。
自分を守るためでもあり、人のためになります。

今後の抱負(フジの備忘録)

初めての転職。

かなり前向きな気持ちなので、その気持ちを今のうちに書き出しておいておこうと思う。

辛くなった時、気持ちが変わりそうなときに、自分で読み返して気持ちの整理をすることができれば良いな〜

成果を出す。

まずは、自分のことを人に評価をしてもらう。
成果を出す。人の仕事をどんどん巻き取る。そうすることで社内の信頼を得ようと思う。

どうやらかなり若い年齢でも出世ができるようだ。(その代わりにかなり激務)
自分の実力や処理能力がどこまで役に立つのか、見極めて出世ができれば良いなと思う。

本当にリクルートエージェントがオススメ?

今思うと、もう2〜3年早く転職を経験しても良かったのかなと〜と思います。
常に自分の仕事、生活に疑問を持って生きていくことをお勧めします。

さて、今回使用した転職サイト・サービスは、「リクナビネクスト・リクルートエージェント・オープンワーク・ビズリーチ」です。

ざっくりとした感想を書いておきます。
※個人的な感想なので、ご注意ください。

リクナビネクストは未経験者歓迎の求人が多く、とにかく成長したい・ステップアップをしたいというのにはあまり向いていない印象でした。

リクルートエージェントで今回転職をしました。
正直、リクナビネクストにない求人も多かったので、たくさんの企業に申し込みができました。
しかしエージェントのフォローはほとんどなかったです。(多分担当する人によって違うんだと思います。)
最終的に内定が出る直前に登録をしたマイナビエージェントは、登録して翌日には面談のアポイントの予定を入れてくれました。

手厚いフォローが欲しいならば、エージェントを変える(担当を変えてもらう・エージェント企業を辞退を変える)ことを検討をすることをお勧めします。

オープンワークはとにかく口コミを見て情報収集をメインで使っていました。
しかし、1社大手外資系PCメーカーからのオファーが来て、そこからも内定をいただきましたがタイミング的に、現職の会社に回答をしてしまった後でした。
かなり悩ましい選択でしたが、今の会社でも頑張り、外資系企業でも活躍できるような実力をつけたいと思います。

最後に、ビズリーチ。
私には合わなかったというのが正直なところです。
前職の給料が安すぎて、かつ、マネジメント経験も少なかった私にハイクラスの求人は中々紹介しづらいのだろうと推測します。

今回の転職をして思ったのは、自分に合ったサービスをしっかり見極めることで、転職を成功させることができるのではと思います。

転職については初めてだったので、また今の仕事に慣れたら、
良かったこと、悪かったことを追記したいと思います。

ではでは〜

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