フジです。
実を言うと昔、本を読むのが苦手だし、もはや嫌いでした。
私の父はめちゃくちゃ読書家で、家の本棚には大量の小説やビジネス書がギッシリ。
そして、父方の祖父の家にの本棚にも本がぎっしりと詰まっていました。
父も祖父も、本の虫と言われてたそうてす。
一方私は、小学校の時の朝の読書の時間(10分)も苦痛だったし、
文章を書くのも苦手で、国語の授業は退屈でした。
そして、夏休みは他の宿題は終わっているのに、ギリギリまで読書感想文を書かずにいる様な子供でした。
そんな私が読書好きになったきっかけの本を紹介出来ればと思います。
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Contents
森見登美彦さん
「夜は短し歩けよ乙女」
私が読書を好きになったきっかけの小説は、
「夜は短し歩けよ乙女」です!
森見登美彦さんの長編小説で2006年に出版された作品です。
この作品は、第20回山本周五郎賞受賞
第137回直木賞候補、
2007年本屋大賞第2位という多くの賞を取っており、出版後約10年経った、2017年時点では、累計発行部数130万部を超えていました。
小説だけなく、映画や舞台、漫画など、
多くのメディアに展開されています。
森見登美彦さんってどんな人?
森見登美彦さんは、
「四畳半神話大系」や「有頂天家族」「ペンギンハイウェイ」などで有名な作家さんです。
奈良県で生まれて、中高と奈良で過ごし、その後京都大学を卒業されています。
やはり、小説に出てくる大学は京都大学にモチーフにしているように感じます。
(京都大学とは書いてはいないのですが・・・)
四畳半神話大系や有頂天家族、夜は短し歩けよ乙女、
ペンギンハイウェイは全てアニメ化されています。
また、夜は短し歩けよ乙女は舞台化もしています。
森見登美彦さんの作品はファンタジー要素が多く、実在する街で起きるファンタジー作品が多いので、
ファンタジー好きの人にとてもおすすめです!
舞台が京都となっている作品が比較的多いです。
どの作品も読んでいるのですが、情景をとても細かく書いてくださるので、
読んでいて京都の聖地巡礼をしたいと感じてきます。
『夜は短し歩け乙女』ってどんな小説?
夜は短し歩けよ乙女ってどんな小説かというと、ジャンルは「恋愛ファンタジー」です!
恋愛?ファンタジー?どゆこと?って思う人も多いかと思いますが、
登場人物は京都の大学に通う大学生です。
主人公は、黒髪の乙女に密かに恋心を寄せる先輩で、京都の至る所で乙女の姿を追々求めてました(ストーカー?)笑
先輩と乙女の行く先で、珍事件の数々、文化祭や町中を巻き込む感染症。。。
とにかくファンタジー色が強く、中高生でSF小説が好きな人は一気に読み進められると思います。
舞台は京都の街で、実際にある地名が舞台となっているので、京都を聖地として巡る人多くいます!
夜は短し歩けよ乙女の舞台
この小説の舞台は京都となっています。
先斗町通のバー・月面歩行(ムーンウォーク)、
下鴨神社、糺の森・古本市、京都大学、などなど実在する場所が舞台となっております。
森見登美彦さんのファンは聖地巡礼をしている人も多くいます!
BAR ムーンウォーク
私も京都旅行の時にBAR ムーンウォークでお酒を飲みました。
京都で開業をして、もう18年が経つ BARです。
お酒は1杯200円で500種類のカクテルがあります。
昔の映画上映された時はコラボカクテルも出ていました。
チャージ料金が500円なのですが、5杯ぐらい飲むとお会計は1500円なので、
ご飯を食べ終えて、2軒目にいくにちょうどいいお店です!
東京の新宿・池袋・渋谷にも店舗があるので、東京に住んでいる方も是非飲みに行ってください〜
下鴨神社
下鴨神社、糺の森なども観光をしました!
ホームページはこちら!
下鴨神社は世界遺産の一つとなっております。
正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と呼び、京都市左京区にあります
縁結びだけでなく、
手鏡の形をした絵馬(顔を表す模様が入った)に自分で普段使っている化粧品でメイクをすることで、
絵馬に自分の綺麗な表情を描くことで、外見だけでなく内面も磨いて美しくなっていただくと言う絵馬になっています。
京都の多くの場所が舞台となっているので、小説を読んでから、
京都旅行に行くとより楽しめると思います!
登場人物
黒髪の乙女
天然な女子大生
黒髪ショートカットが特徴の可愛らしいと思いきや、
魅惑の大人の世界に憧れて、夜の木屋町に繰り出す好奇心の持ち主です。
マイペースで、お酒に関してはざる(最強?)です。
先輩(私)
京都にある某国立大学(もはや京大?)に通う、妄想癖のある大学生です。
サークルの後輩である「黒髪の乙女」に想いを寄せているが、
先走りばかりで、なかなか距離を詰められていません。
その他の登場人物
羽貫さん(大酒飲みで、特技は宴会に紛れ込みただ酒を飲むこと、
樋口さん(自称天狗?)、
李白さん(大金持ちの謎の老人)、
古本市の神様(下鴨神社の糺の森で開催される古本市に出てくる神様)
古本市は、下鴨納涼古本祭りという本当にお祭りが舞台になっています。
学園祭編では、
学園祭事務局長、偏屈王、
パンツ総番長、などなど変わった面白い、魅力的なキャラクターも多く出てきます。
観光地が舞台になっていたり、魅力的なキャラクターが多いため、
実際に読んだ後、京都に行きたくなります!
森見登美彦さんの小説は他にも京都を舞台にしている小説は多いので、ぜひ読んでみてください!
読書好きの方、面白いおすすめの小説がありましたら、是非教えてください〜!!
それでは〜
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