32歳、男。仕事を辞めることを決めた。

僕は仕事を辞めることを決めた。

転職活動はしながら、退職もすることにした。

次の仕事が決まっていない中で、会社に辞めることを伝えたのはかなり勇気が必要だった。

実際、妻の後押しもあった。

「毎日暗いよ」と言われた時は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

「辞めても良いんじゃない?」

この一言に救われた。

本当は1秒でも早く今の職場から離れたい気持ちでいっぱいだった。

毎日朝が来るのが怖かった。

いや。今も怖い。

ほとんどテレワークという事あり、始業時間ギリギリまで寝ていても誰にも何も言われない。

でも、本当に始業時間時間ギリギリまで体が鉛の様に重くて、布団から出られない日々が続いた。

土日も頭の片隅で常に仕事の事を考えている。

社内の上層部のメンバーがいる会議がある日の朝は、吐き気を感じていた。

日々の質問攻め。

部下を守らない上司からの詰め。

無駄な会議のための会議。

無駄な社内の報告の為の資料作り。

無駄なエクセルへの手入力作業。

締め月ギリギリでの案件の調整。

非効率なガチガチの社内ルール。

足の引っ張り合い。

形骸化された作業。

ストレスの原因を探すとキリがない。

お客様には比較的好いて頂いていることもあり、「担当は変わらないて欲しい」と言ってくれているのは唯一の救いだ。

今まで営業として努力の結果だと思う。

でも、辞める決断をした。

何のために働いているか分からなくなった。

今まで自分で自分を追い込んできた気がする。

「ちゃんとしないとダメ」「怒られない様に気をつけないと」「〜さんの為に頑張ろう」

いつもこんなことを考えながら仕事をしていた。

その中に自分は居なかった気がする。

自分を大切にする時間を意識的に取る様にし始めた。

サウナで自分の考えを見直す時間を作ったり、カフェでジャーナリングをしたり、朝仕事をする前や、お昼の時間で瞑想をする時間を取ったりしている。

意識的やらないと、日々忙殺されて動けなくなると思ったからだ。

他人の軸で人生を生きていると感じてから、今の仕事に何も魅力を感じられず、毎日が苦痛になってしまった。

世の中の人はどんな気持ちで、仕事をしているんだろう。

楽しんでいる人、苦しんでいる人、何も感じない様に意識している人、割り切っている人、辛くても割り切っている人。

色んな人がいると思っている。

自分自身、どんな人になりたいかは分からない。

でも思うのは、自分の関わる人ぐらいは幸せになって欲しい。とは感じてる。

これは辛かった時に助けてくれた上司が言っていた事を、今でも心に秘めて仕事をしている。

他人を軸にしているかもだけど、これを実現するには、まずは自分が幸せにならないといけない。

そして妻、家族、親友、そして仕事場。

自分の優先順位はそこにあるとこの一年気がついた。

人の幸せを求める前に、自分が幸せになる努力をすべきだと。

これは32年間出来ていなかったことだ。

人の目を気にして、嫌われない様に、褒められる為に生きてきた気がする。

約半年前、適応障害と診断された。

初めての転職、膨大な仕事量と期限、嫌な上司。

自分の状況を主張出来ず、仕事が増え、1人ストレスを抱えた。

その時に上司が代わり、状況を伝えた改善してくれた。

そこから半年仕事を頑張れた。しかし、やはり長続きはしなかった。

そして、ついに辞める事を伝えた。

仕事を辞めると決めたからとはいえ、次の仕事は同時進行で探している。

もちろん働く事自体は必要だと思うし、人生の長い時間、仕事に費やす事も理解をしている。

少しでも楽しいと思える仕事が有れば嬉しい。

自分の思いをただ書いただけ。

でも、同じ悩みや苦しみ、辛いと感じている人に伝わって共感して貰えれば嬉しい。

半年後、1年後笑って仕事をしていると良いな。

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