転職をし防犯業界に入って来て、まずは基礎固めとして、防犯設備士の資格に挑戦しました。
先日受験をして無事合格しました。
勉強期間は約2ヶ月で、日々仕事をしながら空き時間で勉強しました。
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防犯設備士ってどんな資格?
日本防犯設備協会が認定する民間資格となっており、もともとは国家公安委員会認定事業として制定されておりましたが、1996年からは自主事業として世間に認知されております。
https://www.ssaj.or.jp/security_officer/
建物の防犯設備に関する設計、施工、管理や診断することが防犯設備士の仕事となります。
たとえば、監視カメラを配置するにしても、一般人が感覚的に場所を決めたのであれば侵入者に対して的確な効果を発揮できません。
しっかりと効果的な監視、防犯のための用途でどうすればいいかを考え専門家と思います。
個人情報や金品を取り扱う企業、団体にとって建物の物理セキュリティ、防犯設備の選定はとにかく重要な事となっております。
地域安全を守るためにも、防犯設備士は自治体や警察と協力し、地域全体の防犯にも貢献します。
試験の内容や概要は?
防犯設備士資格認定試験を
受験するためには、以下の条件を満たす必要があります。
(1)防犯設備士養成講習の修了
養成講習はあらかじめ撮影した講習動画をオンライン配信。
受講可能期間の間は時間、場所の制約なく繰り返し視聴ができます。
(2 )下記の欠格事由に該当しないこと。
禁固以上の罪を犯し、執行が終わってから3年が経過していない人
破産手続開始の決定を受けて復権を得ない人
暴力団員、暴力団員を辞めてから5年が経過していない人
アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者
(1)は申込をすると誰でも受けられるので、世間一般的に、何か犯罪をしたり、常識から外れるようなことをしていなければ誰でも受けられると思っていただいて問題ないです。
試験の受験に際して、受験可能期間の間は全国47都道府県全国約300箇所のテストセンターの中から
自由に受験日を予約して実施します。
なお、一度予約しても受験日の3日前までなら時間、場所の変更が可能です。
最近では情報処理系の試験やSPIなど転職、就職に使う試験でも使われるようなテストセンターなので、利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
■日程と受講料・受験料
試験は1年で4回予定されています。
費用は「日本防犯設備協会」の会員の場合は
受講料27,500円。受験料が11,000円。
非会員の受講料は33,000円、受験料が11,000円です。
精選試験問題集 2,200円で購入出来ます。前年度に実施した資格認定試験問題より精選・編集した問題集です。
受講・受験者のみへ販売します。
合格後の資格保有者の資格者証発行に5,500円(必須:カードサイズの携帯用)か掛かります。
会員で取得にかかる費用としては、受講料11,000円、受験料が27,500円、精選試験問題集2,200円、資格者証発行5,500円の合計46,200円がかかります。
一般的な民間資格の中でもかなり費用がかかります。
会社として補助があるのであれば、ぜひ積極的に受けていきたいですね。
どのくらい勉強が必要?
私は防犯セキュリティ業界未経験なので、しっかり時間を取って勉強しました。
約2ヶ月、通勤の時間でスマートフォンで動画のテキスト説明を見て、週末に問題集を解き、テキストを読み込んでいきました。
実際やった量としては問題集を2回転と間違えた問題のみを2回転、テスト1週間前は問題集と動画で説明されていない部分をテキストで読み込みをしました。
特に重要な内容は動画で説明をされてましたが、それ以外も出題され、初めて見た問題もいくつか出ていたので、一通りテキストは読むことをお勧めします。
基本的に正誤問題か3択問題となります。何問かは計算問題もありますが、受験するPCの電卓機能が使えるので、しっかりと公式を覚えておけば大丈夫です!
特に電流・電圧計算や、画角ごとの焦点距離の計算、この2つはしっかりと押さえておきたいところです。
実際3択問題もある程度勉強しておけば2択には絞れる事がほとんどです。
理論値的に正答率70%を超えるには、問題40問のうち半分は正解ができ、残りの半分が運良く当たれば70%は超えてくるので、試験としての難易度はそこまで高くないと思います。
注意点としては、ひっかけ問題も比較的多いので、うろ覚えにせず、一つ一つテキストを理解しておくことをお勧めします。
実際取得後に業務で役になったら、追記していきます!
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